JDI > ニュースリリース

ニュースリリース

Chinese (PDF399KB)

2018年01月15日

電子棚札向け30cm-wide高精細電子ペーパーを開発

株式会社ジャパンディスプレイ(代表取締役会長 兼 CEO 東入來 信博/以下当社)は、E Ink Holdings (E Ink, TW:8069、会長:Frank Ko/以下、E Ink)との業務提携のもと、3色表示が可能で電子棚札に最適な30cm‐wideの高精細電子ペーパーを開発しました。本製品はサンプル出荷を開始し、2018年の夏から秋を目処に量産出荷を予定しています。


電子棚札向け30cm-wide高精細電子ペーパーの使用イメージ

E Inkの電子インク技術を採用した電子ペーパーは、紙のような反射特性を持ちながら、表示を電気的に書き替えることができる反射型ディスプレイです。広視野角、あらゆる環境光下での高い視認性、低消費電力といった特長があることから電子ブックや電子棚札などの幅広いアプリケーションに活用されており、今後一層の用途拡大が期待されます。

■製品の主な特長
(1)電子棚札に最適な30cm-wide高精細電子ペーパー
昨今、スーパーマーケットなどで使用されている棚の幅は90cmまたは120cmが主流となっています。そこで当社は、その90cm・120cmの棚幅においてサイズの組み合わせが容易な電子棚札向け30cm-wide高精細電子ペーパーを開発いたしました。30cm-wide高精細電子ペーパーを使用することにより、電子棚札を設置する際、電子棚札間の非表示領域を減少させると共に表示スペースを広げ、デザイン性を高めることができます。また30cmの長さの特性を活かし、電子棚札1つで複数の商品表示が可能です。

(2)漢字表記などに適した最高クラス※1の精細度198ppi※2を実現
現在、主に欧米圏で利用されている電子棚札は110~130ppi程度の精細度となっています。今後、アジア圏における漢字使用国などへの市場拡大に伴い、各国の複雑な文字を表現するため、150ppi以上の高精細電子ペーパーへのニーズが高まっています。今回開発した電子棚札向け電子ペーパーは、精細度が198ppiとなっていることから画素数が増え、文字数や画像などの情報量を増やすことが可能になり漢字などの複雑な文字を美しく表記できます。

※1 3色カラー電子ペーパーにおいて、ジャパンディスプレイ調べ
※2 ppi :Pixel per inch 1インチあたりの画素数

(3)販売促進ツールとしての活用を提案
30cm-wideかつ高精細という電子棚札を用いることにより、表示可能な領域が増え、商品陳列状態にあわせた商品情報表示の自由度が大幅に向上いたします。消費者へ訴求する製品写真の表示や食材に関するレシピ表示、QRコードを使ったスマートフォンとの連携による様々なサービスの提供など、販売促進への効果も期待されます。


30cm-wide高精細電子ペーパー(上)と幅7.5cmの一般的な電子棚札(下)との比較
※比較対象はイメージです

なお本開発製品は、2018年1月14日(日)~16日(火)に米国JACOB K. JAVITS CONVENTION CENTER, New Yorkにて開催される、『National Retail Federation 2018』へ出展の一部メーカーブースにて展示されます。
(URL https://nrfbigshow.nrf.com/ 別ウィンドウ

【本製品の概略仕様】
表示モード E Ink 反射型
表示サイズ 287.6mm×43.0mm(11.45型)
色数 3色(白、黒、赤)
解像度 2242×335
精細度 198 ppi
反射率 Typ.40%
コントラスト比 Typ.15:1

関連ニュースリリース
2016年11月09日 E Ink Holdingsとの業務提携について
2017年5月22日 電子ペーパー向けで世界初となる600ppi /400ppiの高精細バックプレーンを開発

E Ink® Holdings概要
E Ink® Holdings(TWO: 8069/以下、E Ink)は、1992年、台湾の大手製紙印刷会社YFY(TWSE: 1907)の傘下において設立されました。E Inkは、台湾の台北取引所(Taipei Exchange: TPEx)やルクセンブルク取引所に上場され、電子リーダー市場にとって世界最大手のディスプレイ供給メーカーでです。MITのメディア・ラボによる技術を礎とするE Inkは、この10年足らずの間に、電子リーダー市場におけるその電子ペーパー技術を確固たるものとし、数十億ドル規模の新しい市場開拓技術へと飛躍させました。その企業理念は、先進技術開発によって、革命的な製品を世に送り出し、ユーザ体験を高めるとともに環境面の寄与を図ることに向けられています。このビジョンから、電子ペーパーディスプレイの技術分野はさらに注力され、数多くの他の市場や用途へと幅広く受け入れられています。また(Eink社が保有する)FFS技術は、高性能LCD向けの標準規格であり、世界の主要なLCDメーカーにライセンスされています。E Ink® Holdings 企業情報:www.eink.com 別ウィンドウ



プレスリリース記載の情報は、発表日現在の情報であり、予告なしに変更されることがあります。プレスリリースに記載の情報のうち、当社の予測、予想、計画その他の将来に関する情報については、当社が発表日現在で入手している情報に基づく当社の分析又は判断によるものであり、実際の結果とは大きく異なる可能性がある点にご留意ください。

別ウィンドウこのマークがついているリンクは別ウィンドウが開きますこのページのトップへ