ニュースリリース:旧日立ディスプレイズ

2002年10月17日

液晶テレビ用途に対応した高画質AS-IPS方式TFT液晶を製品化

Advanced Super-IPS方式TFTパネルにスーパーインパルス方式採用

株式会社日立ディスプレイズ(取締役社長 米内史明)は、このたび、テレビ対応の高画質AS-IPS方式TFT液晶技術を確立し、個人視聴をターゲットにした20形ワイドTFT液晶を02年12月より市場投入を開始いたします。
本製品は、従来のSuper-IPS方式TFT液晶の特徴(超広視野角、高コントラスト、高色純度)に加えて、更なる高画質、高輝度を実現しました。更に、新たに開発したDCC(Dynamic Contrast Compensation) 駆動(注1)を用いることにより中間調での応答速度を改善しました。
また動画特性を画期的に改良することができるスーパインパルス技術を業界で始めて製品に搭載し、ブラウン管並みの動画表示を可能にしました。

「どこから見ても自然な画質」

Super-IPS方式の特徴は視野角が広いことに加え、見る方向による色調変化が小さく、また階調による色調変化が小さいことです。白から黒までの全階調での色調変化が少ないため、自然に近い画質を再現することが出来ます。上下左右170度の視野角から高画質の画像を見ることが出来ます。
さらに、Advanced Super-IPS方式では高色純度カラーフィルタ,cFL(冷陰極蛍光管)の組み合わせの最適化により、高色再現性を図るとともに、開口率を従来比約30%高め高輝度化を実現しました。

「きれのある動画表示」

一般的に液晶はホールド型駆動のため、テレビ放送のような動画表示では「ぼやけ現象」がおこります。Advanced Super-IPS方式ではテレビ画像で重要な中間調における応答速度を改良し、更にスーパーインパルス方式により、液晶特有の動画ぼやけを抑え、画像の切れを改善しました。

IPS方式

1996年世界で初めてIPS(In-plane Switching:横電界)方式により超広視野角を実現したスーパーTFT液晶を製品化しました。

Super-IPS方式(1999年実用化)

IPS方式では一般的なTN方式に比べて優れた視野特性を有していますが、特定の方向では、白色表示が黄色あるいは青みがかった色として観測されました。この対策として、Super-IPS方式では電極をジグザグな形の構造を適用し、色シフトを補償することにより視野角と階調変化に対する色調変化を大幅に低減しました。本液晶を採用した日立製作所の液晶デスクトップPc 「Prius Deck」は"きれいな液晶―スーパーピュアカラー液晶"として市場で高い評価を得ています。

プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。 予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。