ニュースリリース:旧東芝モバイルディスプレイ

2005年10月12日

駆動システム完全一体型SOG低温ポリシリコン液晶ディスプレイの開発
~ ディスプレイ駆動に必要な回路機能を内蔵した液晶ディスプレイ ~

駆動システム完全一体型SOG低温ポリシリコン液晶ディスプレイの開発
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当社は、低温ポリシリコン技術を用いて、液晶ディスプレイの駆動に必要な回路機能をガラス基板上に集積した、システム・オン・グラス(SOG液晶ディスプレイを開発しました。

当社では、かねてより開発に注力している低温ポリシリコン技術の特性を活かしたSOG技術の具現化として、世界で初めてDAC及び増幅回路を内蔵した低温ポリシリコン回路一体型ディスプレイの量産化(2001年夏)を実現し、メモリ搭載反射型ディスプレイの製品化などで、常に業界をリードしてきました。今回はさらにこの技術を発展させることによって、高性能な低温ポリシリコンTFT技術を用いて、6ビット階調26万色表示が可能なアナログ回路(DAC及び増幅回路)、走査線を駆動するドライバ回路、ドライバ回路用の電源回路、これら回路を制御するコントロール回路などの表示駆動に必要な回路機能をガラス基板上に集積しました。これにより、半導体部品点数の削減、組立の簡便化ができ、外部回路基板も縮小でき、全体として小型・軽量化を実現しました。

近年、モバイル用途向け液晶ディスプレイでは、薄型・軽量化の要求が高まり、ガラス基板の薄板化が進んでいます。今回開発に成功した駆動システム完全一体型ディスプレイは、ICチップをガラス上に実装するものと比べて実装工程での不良発生がなく、高信頼性のディスプレイになるものと考えています。このため、携帯電話用途を始めとするさまざまな商品への適用が期待されます。

※本開発品は、10月19日から21日までパシフィコ横浜で開催されるFPDインターナショナル2005の東芝松下ディスプレイテクノロジー ブースにて展示を予定しています。

項目 開発品の仕様
画面サイズ 対角5.6cm (2.2型)
画素数 240 x 320(QVGA)
表示 カラー26万色、透過型

※低温ポリシリコン技術は、東芝松下ディスプレイテクノロジーが業界をリードする、モバイルに最適な技術です。

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