2019年入社|InfiniTech事業部|営業 2019年入社|InfiniTech事業部|営業

お客様のニーズとJDIの技術をつなぎ、
プロダクトに「プラスα」を添える

  • 所属InfiniTech事業部
    入社年度2019年度
  • 現在の職種営業
    大学・大学院での専攻人間環境学

ジャパンディスプレイへの入社を決めた理由は何ですか?

就職活動でお会いした先輩社員、面接官、採用担当者さんの人柄、懐の深さです。ジャパンディスプレイ(JDI)は社員の皆さんの雰囲気が温かく、こちらの不安を一つ一つ取り除きながら受け入れてくれているように感じられました。私は文系学部出身でもあり、就活の時点では志望業界・職種が明確になっていなかった部分もありました。JDIは説明会などで、さまざまな部署の現役社員さんとじっくり話せる場を作ってくれたので、進路決定の助けになりました。合格後も、入社の意思決定を急がせることなく、さまざまな気配りをしていただけて「この会社なら安心して働けるかも」と感じられました。

現在の具体的な業務内容を教えてください。

主に医療・産業系分野のお客様向けに、JDIの液晶パネルを販売する営業活動をしています。大きく分けて、次の4つが柱になります。

①お客様状況のヒアリング、見積・受注・出荷調整業務
既存のお客様への定期的なヒアリングを通じて、弊社製品に関するニーズを聞き取ります。社内の関係部署と調整を重ねながら受注・生産・出荷につなげます。担当業務のメイン部分です。

②新規製品のデモ活動、量産開始に向けた打合せ・諸業務
お客様にJDIの新規製品を実際に見ていただく場を設けて、ご意見、ご要望を収集します。受注につなげるべく、顧客側の開発担当者さま・資材調達担当者さまと、弊社の設計メンバーとの技術打ち合わせの場をセッティングし、営業の立場からも提案を行ないます。

③お客様からの依頼案件やトラブルの対応
お客様からのさまざまなご依頼や、製品に関するトラブルにも対応します。必要に応じて社内の各部門とも連携します。

④担当案件に関する社内への情報共有、相談、調整
お客様から上がってきたさまざまな情報を、同じ部署内および社内の各部門に共有し、相談しながら進めることが、業務全体の根幹となります。

仕事内容の変遷(ターニングポイント)を3つに分けて教えてください。

2019 新規開発品のデモ活動を担当

当時JDIが注力していた新規開発の液晶ディスプレイのデモ活動に、入社1年目から携わりました。新入社員なりにも自らデモ機に接したことで、JDIの技術の素晴らしさを肌で体感できましたし、また新製品に対するお客様からの声を直接聞いて、それを社内へと展開していく機会を多く得られたことは貴重な経験でした。

2022 海外工場拠点との週次会議の運営を主導

入社4年目から、海外工場拠点との製販会議(週次の会議)の運営を、私が主導して行うことになりました。主導役を担ってから、会議の事前準備から進行、事後共有、全てに自分事として向き合っています。試行錯誤をしながらも、より良い方法を、より広い視野で考えられるようになり、成長のきっかけとなった大きなターニングポイントです。

2023 未知の課題への対応

私が入社してから5年の間に、JDIの生産体制にはいくつかの動きがあり、その都度、対応が求められました。中でも大きかったのは、ある工場の生産終了に伴う、今後の製品供給についての対応です。社内での調整事項やお客様へのお願いも数多く発生し、前例のない課題として、チームでも個人でも考え抜いて取り組みました。大変だった反面、忍耐力が身に付き、得難い経験として自分の強みになると感じています。

どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

入社前は、「営業」といえばお客様との商談や交渉がメインとイメージしていましたが、実際にはそれだけでなく、社内のさまざまな部署とも横断的に関わっています。そこに面白さを感じています。
そうした中で一番のやりがいは、お客様や社内の方から「ありがとう」の言葉を掛けていただけた時です。日々の業務、例えばちょっとしたメールの中でも「ありがとうございます」という言葉を頂けると、モチベーションや達成感につながります。
とりわけ、社内外から営業として「頼りにされている」と感じられた時はとても嬉しく、やりがいを感じます。例えばお客様との打合せ内容を詳細に記録して議事録として社内に共有しており、それを読んだ方が「とても有効で、ありがたい情報です」と言ってくださることがあります。自分の仕事が誰かの役に立ったと感じられるのが、一番嬉しいですね。

会社の雰囲気や働く環境についてどのように感じていますか?

とても良いな、働きやすいな、と感じているのは、困っている時に力になってくださる方がたくさんいるところです。営業活動の中で困った時に相談をすると、対応策をいつも一生懸命考えてくださる方ばかり。とても嬉しく、心強く感じています。同じ課のメンバーや上長だけでなく、他部門・他部署の方も、いつも協力して取り組んでくださるのが、すごく嬉しいです。

今後の目標やキャリアプランを教えてください。

まず「営業としての成長」という面ですが、自分の性格として、バリバリとお客様のところを駆け回るような営業スタイルは向いていないと思っています。それよりも、お客様とも社内の関係部署とも、じっくりと会話を重ねながら、互いをつないでいきたい。そういうスタイルの営業も活躍できるのがJDIです。営業の役割は、技術や製品に“プラスα”を添えることだと考えています。そのために必要なのは、広い視野と細やかな心遣い。その両方に磨きをかけ、成長していくことが目標です。
「成果」という意味では、担当している医療産業用パネルでJDIのシェアを拡大していくこと。JDIの技術には、他社にはない強みがあります。お客様の要望と当社の技術とがマッチする部分を一層広げていくことで、実現できると思っています。当社の行動指針に「常に変化に対応し、変化を楽しみ、変化を起こす」という言葉がありますが、個人的にも好きな言葉です。「変化を起こす側」として、積極的に活動していきたいと考えています。

メッセージ

就職して仕事を始めたら、困った時は一人で考えて悩まずに、上長や、他の部門の方や、いろいろな方に相談してみることが大事です。私も、それを働き始めてから実感しています。JDIには、誰かに相談したら、必ず誰かが助けてくれる環境・雰囲気があります。決して、一人で抱え込まないこと。それを心に留めておいてほしいなと思います。