当社は、中長期的な温室効果ガス排出量削減に向けて、事業活動における環境負荷のほか、2021年度からサプライチェーン排出量(Scope3)の概要把握に取り組んでいます。
事業活動は、エネルギーや資源などを投入し、製品を生産するとともに、CO2や廃棄物などを排出することで成り立っています。その概要を下図(対象範囲は国内全工場、グローバル製造子会社で2021年度分)に示します。環境改善活動は、投入量を減らし、排出量を削減することが基本であり、これらの項目を地区ごとに詳細に把握したうえで、活動に取り組んでいます。
用語解説 | GHGプロトコルスタンダード:温室効果ガス(Greenhouse Gas:GHG)の排出量を算定・報告する際の国際的な基準 |
Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス) | |
Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出 | |
Scope3:Scope1、2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出) |
算定カテゴリ非該当項目の理由 | |
●カテゴリ8 | :リース使用している資産(テナントオフィス等)の運用時の排出量はScope1、2に含めるため |
●カテゴリ13~15 | :各々該当する事業が無いため |