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気候変動


TCFD提言に基づく情報開示
当社は2023年8⽉8⽇にTCFD提⾔への賛同を表明するとともに、TCFDが提⾔する情報開⽰フレームワーク(気候変動のリスク・機会に関するガバナンス、戦略、リスク管理、指標と⽬標)に沿って、気候変動に関する情報開示の拡充を図っています。


再生可能エネルギーへの取組み
社会における再生可能エネルギーの普及拡大は、地球温暖化対策やエネルギーの多様化の観点から重要性を増しています。当社では、再生可能エネルギーの活用に向けて様々な取り組みを行っています。
鳥取工場
鳥取工場では、地球温暖化防止の一環として、2001年に工場の屋上に太陽光発電システムを導入しています。これは、太陽光発電の導入拡大のためNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)と共同で設置・稼働させたものです。最大出力は150kW(総発電パネル数900枚)です。2023年度の発電電力量は106MWhで、約47t-CO2の削減に貢献できました。

Nanox Philippines Inc.(NXP)
当社の製造子会社Nanox Philippines Inc.(NXP)では、工場で使用する電力の100%を水力発電による電力で賄っています。水力発電は流れる水や落ちる水のエネルギーを利用する、環境に優しく資源が枯渇しない再生可能エネルギーの一つです。出力調整が容易で、電力需要の変化に柔軟に対応可能です。使用する水は国内資源であり、地域に根差したエネルギー供給源となっています。温室効果ガスの排出量が非常に少なく、エネルギー効率も高いため、自然と共生しながら持続的な電気供給が可能です。NXPでは、再生可能エネルギーの活用を通じて、持続可能な社会の実現に貢献しています。
