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ZINNSIA


様々な素材表面をタッチコントロール可能なセンサーに変える、革新的なインターフェイス



あらたなユーザー体験
タッチパネル・スイッチの概念を覆す、革新的なインターフェイスとなります。触るとまず“驚き”を感じられる、これまでにないUXをお届けします。
洗練されたデザイン
デザインを邪魔するメカニカルボタンを排除できる為、これまで出来なかった斬新なデザインをサポートします。


人に優しいインターフェイス
ON/OFFスイッチを深く押すことなく、触れるだけで操作が可能に。タッチパネルの機能をデバイスに組み込む際、デザインや素材の制約を小さくすることが可能です。
活動事例
株式会社乃村工藝社様の「センサリーテーブル」に活用されました
当社製品であるZINNSIAが感覚過敏の症状を持つ方でも心地よく使用できる、株式会社乃村工藝社様(以下、乃村工藝社様)の「センサリーテーブル」に活用されました。この機会に、乃村工藝社様のご厚意でセンサリーテーブルのご担当者様に取材し、センサリーテーブルにも触れる機会をいただきました。
1. センサリーテーブルについて
乃村工藝社様は以前から「空間と体験のアクセス フォー オール」をテーマに、調査研究を通じソリューションへつなげる取り組みを行っています。その一環として「感覚過敏がある」「発達に障害がある」「障害のグレーゾーン」の方々に注目し、 感覚過敏の症状がある方やそのご家族に、より心地の良い空間を提供するためセンサリールームやグッズを開発してこられました。その中で感覚過敏の方は苦手な感覚が多い一方、心地よい感覚を求める欲求も高いことが分かり、 感覚(五感)に作用する体験アイテムの開発を目的とした聴覚に焦点を当てた音と光のテーブルが開発されました。木材のやさしさを大切にしたこのテーブルにZINNSIAが採用されています。
2. ZINNSIAの特徴


右のタブレット画面を見ると触った所が赤く反応していることが分かる
光と音のテーブルは、ふちにある木材を触ると様々な色の光が発光し、音が鳴る仕組みで、ここにZINNSIAが使われています。 ZINNSIAは、木材、大理石、表皮、布、石膏ボードなど、これまでセンサーとして使用することが難しかった素材でも、指の動きを検知することを可能にする、革新的なインターフェイスです。 2024年1月、乃村工藝社様へ紹介したことをきっかけに、音と光のテーブルを開発する際、木材等でも指の動きを検知できるZINNSIAが最適であると考え、採用いただき、開発が進められました。
3. ZINNSIA搭載のセンサリーテーブルへの反響
乃村工藝社様の取り組みにより、実際に音と光のテーブルを某スタジアム内のセンサリールームや子供対象の福祉施設に試験的に設置されました。某スタジアムのセンサリールームでは、人混みや大きい音が苦手な感覚過敏の方とそのご家族が一緒に試合観戦を楽しめる空間になっています。感覚過敏のお子さんを持つご家族からは「家ではすぐ飽きてしまうが、この空間ではずっと飽きずに遊んでいる」など集中力があがったとのコメントや 姉弟が症状の有無に関わらず、一緒に遊ぶ様子が見受けられ、誰もが快適に過ごせる環境を提供することができたようです。今後は木材だけでなく石材等様々な素材をテーブルのふちに設置し、その素材に関連した音が出るなど、 ZINNSIAを更に活用した開発品を考えているとのことです。
4. ZINNSIAの可能性について
「自然のぬくもりのあるデバイスを作りたい。」その思いでZINNSIAは開発され、本来の素材を活かしながらも、タッチパネルとして機能する製品を開発しました。 センサリーテーブルを通してZINNSIAは、子供たちに素材の良さを感じながら、自らセンサーによる音や光などの変化を発見し、遊びを創造する。そんな製品に活用できる可能性があると感じました。
ご使用例

教育

住宅・住設

ゲーム・アミューズメント
ZINNSIAに関するお問い合わせは
こちらより承ります。