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ダイバーシティ&インクルージョン
多様な個人の力を結集して強い組織をつくる
当社では「JDI倫理規範」に基づき、採用・処遇等あらゆる場面において、性別、性的指向、年齢、国籍、人種、民族、思想、信条等によらず社員一人ひとりの人権及び多様性を尊重し、社員の健康と安全が守られ、創造的、効率的に業務を遂行できる職場環境を整えています。また、多様な人財がその能力を最大限発揮できるよう、フェアでメリハリのある処遇と評価を行い、組織の成果、生産性向上につなげ、社員の多様性を新規事業の創出や果断な意思決定に活かすための取り組みを推進しています。
女性活躍に向けた取り組み
当社では女性の活躍を積極的に推進しています。女性社員の割合が低いというかねてよりの課題から、2016年に「採用した労働者(正社員)に占める女性労働者の割合を20%以上とする」という目標を掲げ、女性を積極的に採用してきました。これにより2015年度時点8.8%だった新規採用者に占める女性の割合が2016~2020年度の目標期間合計で22.3%となりました。現在でも性別にとらわれない採用活動を継続しており、女性の新規入社者が様々な部署で活躍しています。また、2021年10月には新たな目標として、当時1.9%だった女性管理職比率を2026年4月までに3.8%とすることを掲げ女性の活躍を推進しています。
リターンエントリー制度
出産、育児、介護、結婚、配偶者の転勤等、本人の働く意思に関係なく退職する社員が再入社できるよう支援しています。
※ 男性社員も利用可能です。
えるぼし認定
「⼥性活躍推進法」に基づく⼥性の活躍推進が認められた企業に与えられるえるぼし認定を2017年より受けています。⼥性の活躍推進を⼈材育成・活⽤の優先課題と位置づけており、⼥性が能⼒を発揮できる組織と職場づくりに取り組んでいます。
女性管理職比率の推移
2022年4月 | 2023年4月 | 2024年4月 |
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1.7% | 1.7% | 1.9% |
採用した労働者に占める女性労働者の割合(雇用管理区分)
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | ||
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新規正社員採用人数(合計人数) | 4人 | 14人 | 109人* | |
うち女性社員 | 人数 | 0人 | 3人 | 14人 |
比率 | 0% | 21.4% | 12.8% |
仕事と育児・介護の両立支援のための取り組み
当社では、社員の仕事と育児、仕事と介護の両立支援として多数の制度を設けている他、カフェテリアプラン型の福利厚生制度では、育児や介護をサポートするメニューを選択することができ、社員のニーズに合わせて様々な支援を受けることが可能となっています。主な支援・制度については以下をご参照ください。
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育児時短勤務制度
小学校を卒業するまでの子の育児をする社員が所定労働時間を4・5・6・7時間に短縮できる制度です。
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男性育休支援
配偶者の出産休暇(通算5日)に加え、本人への育児休職取得意向確認により育児休職取得を促すなど男性社員も育児休職を取りやすい環境を整備しています。
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看護/介護休暇
家族の看護、または介護のため年間最大5日まで、1日または半日単位で取得できる休暇制度です。
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認可外保育/延長保育料補助
子を認可保育園に通園させることができず、認可外保育園に通園させる場合に補助金が支給される制度や、業務で保育時間内に子を迎えに行けない場合に補助金が支給される制度があります。
多様性の尊重
ダイバーシティ・リテラシー
管理職に向けたダイバーシティマネジメントの教育、全社員に向けたアンコンシャスバイアスや人権・ハラスメント防止に関する教育の他、工場拠点が主体となってダイバーシティに関する各種情報を発信するなど、社員のリテラシー向上に取り組んでいます。
グローバルな人財
国籍を問わない人財採用を継続的に進めており、近年では多くの外国人社員が入社し活躍しています。また、宗教的な配慮が必要な社員の在籍時には祈祷室を設置したこともあり、社員が安心して働ける環境づくりをしています。
シニア人財の活躍推進
雇用延長を選択した社員が意欲をもって働き続けることができるよう、2023年度より再雇用社員も目標管理制度の対象としています。またカフェテリアプランなどの福利厚生も対象で、雇用延長後もメリハリをもって働き続けられる環境づくりに励んでいます。
キャリア採用
当社では新卒採用・キャリア採用の分け隔てなく新たなことにチャレンジし活躍できる風土があります。キャリア採用で入社した社員が管理職や役職者に昇格するケースも数多く実績があり活躍中です。