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平素より株式会社ジャパンディスプレイをご支援いただき、 誠にありがとうございます。

当社は、「企業の存在意義は社会貢献にある」との信念のもと、サステナブル社会に資する経営を堅持すべく、サステナビリティ経営を経営戦略の中核として位置づけています。社会貢献の実現に向け、事業を通じた社会と人の課題解決に取り組むとともに、持続的な成長と企業価値向上の実現を目指しております。

スコット キャロン 代表執行役会長 CEO  兼  取締役
スコット キャロン
代表執行役会長 CEO 兼 取締役

価値創造とサステナビリティ経営への取組み

当社は、技術立社として、技術を活用して社会問題の解決と社会価値の創造を図ることを使命としています。社会価値の創造は、個々の人々のための価値創造です。当社の技術で世界中の人々の生活を少しでも豊かにすることが、当社の目指すサステナビリティ経営であり、「今までにない発想と、限りない技術の追求をもって、人々が躍動する世界を創造し続ける」という企業理念を具現化するものです。 この考えに基づき、当社が提供する技術や製品は、社会や環境のサステナビリティに寄与することを重要な基準としています。価値創造の継続には、経済的な合理性の確保が不可欠であり、その観点から事業への投資を行っています。大きな市場への参入という大きな挑戦を通じて、大きな貢献を目指しています。 

成長戦略「METAGROWTH 2026」

技術を活用して社会問題の解決と社会価値の創造を図るという使命を果たすためには、継続的に収益を確保し、成長することが必要です。 当社は、「『世界初、世界一』の独自技術により、社会と人の課題を解決し、より良い世界(PersonalTech For A Better World)を実現する」ことを基本方針とする成長戦略「METAGROWTH 2026」に取り組んでいます。 成長ドライバーは、当社の独自技術による「6つの成長ドライバー」であり、これらに経営リソースを集中して、過当競争やコモディティ化からの脱却を図り、収益の抜本的な改善を目指しています。

環境への取組み

当社は、環境への取組みを極めて重要な課題と認識し、 グループ共通の環境方針を掲げ、重要テーマの目標達成と課題への取組み強化に努めております。環境活動は、事業継続の基本として、法令遵守、様々なステークホルダーからの環境関連の要求への確実対応、そして生産・製品に係る環境事故を一切起こすことの無いよう努めています。 特に、気候変動への対応については、TCFD提言に基づいた事業における中長期的なリスク・ 機会の対応策を事業計画に組み込み、推進してまいります。 また、「METAGROWTH 2026」における重点施策の1つとしても「GreenTech・サステナビリティ経営」を掲げ、環境への配慮を成長の機会と捉えて取り組んでいます。 

人的資本の強化 

当社は、 ディスプレイに捉われることなく全く異なる発想で当社の技術力を活用し、新たな価値を創造してより良い未来を築くことを目指しています。その達成のために、人的資本の更なる強化に注力しています。ベテランも若い世代の従業員も活躍できる会社、働きやすく、働きがいある会社にするために、制度の改定や新たな制定の導入も積極的に実施しています。従業員一人ひとりを尊重し、多様な人財がその能力を最大限発揮できるような働き方を可能とする職場環境を整えることで、事業の生産性の向上も図ってまいります。

コーポレート・ガバナンスと健全な事業基盤

当社は指名委員会等設置会社であり、取締役会の過半数を独立社外取締役としています。この体制により、経営の監督と業務執行を分離することで、事業を迅速に運営できる執行体制の確立と経営監督機能の実効性の確保に努めており、健全かつ透明性のある経営の仕組みを構築・維持しています。 また、社員のコンプライアンス意識の醸成と内部通報制度の周知を目的とした取組みを行いながら、内部統制の強化も継続してまいります。 今後も、社員一人ひとりの人権及び多様性を尊重し、 事業活動に加え様々な活動を通じて地域や社会に貢献するとともに、将来にわたって発展できる健全な事業基盤を築き、 社会から信頼される企業となることを目指してまいります。 


 

2024年11月
代表執行役会長 CEO 兼 取締役

スコット キャロン