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平素より株式会社ジャパンディスプレイをご支援いただき、 誠にありがとうございます。

当社は、「企業の存在意義は社会貢献にある」との信念のもと、サステナブル社会に資する経営を堅持すべく、
サステナビリティ経営を経営戦略の中核として位置づけています。社会貢献の実現に向け、事業を通じた
社会と人の課題解決に取り組むとともに、持続的な成長と企業価値向上の実現を目指しております。

スコット キャロン 代表執行役会長 CEO  兼  取締役
スコット キャロン
代表執行役会長 CEO 兼 取締役

マテリアリティの設定

当社の企業理念に基づき、社会課題の解決や社会的な 価値創造を通じて社会とともに発展するために、優先的に 取り組む重要課題として「マテリアリティ」を設定いたしました。
ステークホルダーの皆様にとっての重要度、当社事業の 課題を社内での討議・検討を重ねた上、抽出して取り組んで おります。今後はマテリアリティへの対応の強化とともに
目標 の設定も順次対応を開始し、毎年、達成度合いを開示して いく方針です。このような活動をすすめることにより、当社の サステナブルな経営を促進し、
ステークホルダーの皆様との 関係強化が図れるものと考えております。

人的資本の強化

当社は、「世界初、世界一」の独自技術により、社会と 人の課題を解決していくことを目指しています。そのためには、 ディスプレイに固執しない全く違った発想で
当社の技術力を 活用し、より良い未来を創る新たな価値創造に向けて、 チャレンジしていかなければなりません。豊かな社会の実現 に貢献し続けるため、
戦略的に人的資本の強化に努めて まいります。特にエンジニアの育成・強化は急務であり、当社 内の育成強化に加え、新卒採用を再開し、今後も継続して 強化していく方針です。
 

環境活動と脱炭素化に向けて

当社は、環境への取り組みを極めて重要な課題と認識し、 グループ共通の環境方針を掲げ、重要テーマの目標達成と課題への取り組み強化に努めております。環境活動は、
事業継続の基本として、法令遵守、顧客や様々な利害関係者 からの環境関連の要求に確実に対応すること、そして生産時 はもちろんのこと、製品に関しても環境事故を
一切起こさないことを前提に取り組んでいます。また、脱炭素化については、気候変動を経営の重要課題 の一つとして認識し、TCFD提言に基づいた事業における中長期的な
リスク・ 機会の対応策を事業計画に組み込んで積極的に推進してまいります。温室効果ガス排出量削減に向けて、中長期目標を設定し、数年内のSBT認定を目指します。
 

コーポレート・ガバナンスと健全な事業基盤

当社は、コーポレート・ガバナンスを充実させ、企業の透明性、 健全性を向上させることが企業価値の向上につながるものと考えています。 当社は、会社法に規定する
指名委員会等設置会社であり、経営の監督と業務執行を分離することにより、事業を 迅速に運営できる執行体制の確立と経営監督機能の実効性 の確保に努めています。
また、社員のコンプライアンス意識 の醸成と内部通報制度の周知を目的とした取り組みを行いながら、内部統制の強化も継続してまいります。 今後も、社員一人ひとりの人権
及び多様性を尊重し、 事業活動に加え様々な活動を通じて地域や社会に貢献する とともに、将来にわたって発展できる健全な事業基盤を築き、 社会から信頼される企業となることを
目指してまいります。

引き続き、皆様の変わらぬご厚情とご支援をよろしくお願い 申し上げます。

 

2024年2月
代表執行役会長 CEO 兼 取締役

スコット キャロン