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R&D本部 主幹研究員の奥山 健太郎が世界最大のディスプレイ学会The Society for Information Display (SID)より「2022 Special Recognition Awards」を受賞
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株式会社ジャパンディスプレイ(代表執行役会長CEO兼取締役 スコット キャロン、以下 当社)R&D本部 応用開発部所属の主幹研究員である奥山健太郎が、世界最大の電子ディスプレイ学会The Society for Information Display(SID)より、「2022 Special Recognition Awards」を受賞しました。SIDはディスプレイ業界で最も権威ある学会であり、本賞は、ディスプレイ業界の技術革新や発展に大きく貢献した個人に授与されます。
今回の受賞は、世界初の高透明カラー液晶ディスプレイ*1の原理提案・実証とその進化に対する貢献が評価され、授与されたものです。この技術は、当社の製品であるRælclear™(レルクリア)*2に活用されています。
- 透過率87%とガラス並みの透明感を有した液晶ディスプレイで、両側から見ることができるというユニークな特長も持っています【1】、【2】。
【1】Okuyama K et al. Highly Transparent LCD using New Scattering-type Liquid Crystal with Field Sequential Color Edge Light. SID Symp. Digest. 2017;48:1166-69.
【2】Okuyama K et al. 12.3-inch Highly Transparent LCD by Scattering Mode with Direct Edge Light and Field Sequential Color Driving Method. SID Symp. Digest. 2021;52:519-22. - 高透明カラー液晶ディスプレイ技術を適用し、電源、HDMIインターフェースと接続することで表示できるモニターセット。別途用意された文字起こし・自動翻訳システムと組み合わせることで、ろう者・難聴者、高齢者、異言語の方々と相手の表情や身振りを確認しながら、表示した情報も見ることができるなど対面コミュニケーション円滑化に利用されています。
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