2022年入社|法務部|法務 2022年入社|法務部|法務

法を駆使してJDIの成長に貢献。
「手強い法務」といわれるチーム体制を目指す。

  • 所属法務部
    入社年度2022年度
  • 現在の職種法務スタッフ
    大学・大学院での専攻法学部

ジャパンディスプレイへの入社を決めた理由は何ですか?

父親が建築関係の仕事に就いていた影響からか、「モノづくりはかっこいい」と幼い頃から思っていました。学生時代はモノづくりとは何の関係もない「法律」という進路を選んで、法律事務所、産業機械メーカー、IT企業でずっと法務畑を歩いてきましたが、日本の素晴らしい伝統技術や科学技術を世界に広め、発展させる、その役に立てる仕事をしたいということは今も変わりません。前職はIT企業の法務で、刺激的な仕事ではありましたが、やはり日本のモノづくりの会社で仕事をしたいと思い、転職を決意しました。転職活動をしていた当時、海外ではGAFAと呼ばれる企業群が席巻していましたが、ディスプレイというコミュニケーションに不可欠な製品を作っているJDIは、それらの会社とも対等のパートナーになり得る大きな可能性を秘めていると感じ、入社を決めました。

現在の具体的な業務内容を教えてください。

社内の法務に関する相談やサポートが主な業務です。各事業部のビジネスに関する法律的な相談を受けたり、取引先と取り交わす契約書の審査を行ったりしています。企業間のアライアンスやM&Aに関するプロジェクトが立ち上がった場合には、それに関わる契約書作成など法律面でのサポートも行います。また、ビジネス上のトラブルや訴訟に対応しなくてはならないケースもあります。現在私の所属する法務課は私1人ですので、適宜他の事業部と連携したり、外部の弁護士と相談しながら当たるようにしています。

仕事内容の変遷(ターニングポイント)を3つに分けて教えてください。

2014 1回目の転職

パラリーガルとして都内の法律事務所で勤務していましたが、クライアントから依頼を受けて受動的にサポートするのではなく、能動的に(自分ゴトとして)動いて、ビジネスを動かしてみたいとの思いから事業会社に転職しました。 

自分の足で情報を集め、自分の頭で考え、自分の言葉で説明し、それらに自分で責任を持つという企業法務としての基礎はこの会社で学びました。 

2018 2回目の転職

まったく違う世界を見てみたくなりIT企業に転職しました。 

新規事業の立ち上げや大規模なプロジェクトにも関与することができ、ゼロからイチを生み出すことがどれだけ大変か、他社に勝つためにどれだけスピードが大事か、大きなプロジェクトを動かすにあたってはどれだけ人を巻き込むことが重要かを学びました。 

2022 JDIに入社

JDIに入社後も基本的には法務としての基本的な業務内容は変わりませんが、責任ある役職をいただきましたので、より自分の行動に責任を持たなければと感じています。 

数々の悩ましい案件と格闘しつつ、会社の将来に関わるようなプロジェクトも担当させていただき、日々勉強の毎日です。

どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

一つは、大きな契約が無事にクロージングできたときです。例えば、工場の譲渡に関する契約などは、一筋縄では進まないケースもあります。あの手この手を尽くしてさまざまな交渉を重ねた後に、クロージング日に契約書どおりに条件が整ったことを確認して、晴れてクロージングとなるわけです。こうした手続きが無事に終わった時は、やはり達成感を感じます。また、日々の業務の中でも、事業部の方から「ありがとうございました。お陰で助かりました。」という言葉をいただいたときも、法務として嬉しい気持ちになります。

会社の雰囲気や働く環境についてどのように感じていますか?

JDIは伝統ある国内のメーカーにルーツがあるからか、社員の皆さんは非常に真面目な方ばかりという印象です。現在は、テレワークによる業務が中心のため、以前のようなオフィスの活気というのはあまり感じることができないのですが、コロナ禍を乗り越え、これからまた状況が変わってくれば、会社としての活気も戻ってくるのではないかと思います。

今後の目標やキャリアプランを教えてください。

現在、法務課には私1人だけですので、チームで協働できる環境を構築していくことが当面の目標です。やはりチーム全員が同じレベルで業務を行うことができ、全員が同じ認識のもとで仕事をする。そのような強いチームができれば、経営陣や社内の方からの信頼も高くなっていくと思います。取引先から「JDIの法務チームは手強い」と思われるような強い法務チームを作り上げていきたいです。

メッセージ

法務に限っていえば、短い期間で非常に大きな経験値を得ることができると思います。ここでは、法務担当として何でもこなさなければならず、一つ判断を間違えば会社にとって重大な事態を招きかねません。それを間違えないように日々懸命に考えながら、期日がある案件をやり遂げなければならない緊張感と使命感がある、非常にやりがいのある仕事です。ご縁があって入社される方がいらっしゃれば、ぜひ共に成長していきたいと思います。