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ニュースリリース

2016年09月26日

車載向け12.3型 曲面 液晶ディスプレイの開発とサンプル出荷
- 車内の居住空間に溶け込む曲面ディスプレイ -


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株式会社ジャパンディスプレイ(社長:有賀修二/以下、当社)は、自動車向けに12.3型 曲面液晶ディスプレイを開発し、サンプル出荷を開始いたしました。

本製品では、低温ポリシリコン(以下、LTPS)技術をベースとしたシステムインテグレーション技術を活かし、駆動回路のガラス基板上への集積化、ドライバーIC数の最小化を図りました。LTPSディスプレイとしたことで、従来のアモルファスシリコンでは実現することの難しかったシンプルなモジュール構成とすることが可能となり、凹方向曲面の曲率R1500を実現しました。高輝度、広視野角、高コントラストにより、昼夜を問わず優れた視認性を実現しております。本製品は、当社独自の構造を確立し、組み立てにおいては量産用設備の導入も整い量産化が可能です。さらに、コーナーカットなどの異形状やインセルタッチ技術を搭載したPixelEyesTMとすることも可能となっております。

近年自動車には、カーナビゲーション、 インストルメントパネル※1、後方確認モニター、エンターテイメント、さらには、バックミラー、サイドミラー用に液晶ディスプレイが幅広く搭載され始めています。その際、現在一般的に車載用として使用されている平らなディスプレイでは、複数のディスプレイを搭載した場合や大型のデイスプレイを搭載した場合に車内での配置が難しくなるケースが生じるほか、インテリアデザインの自由度が制約されます。本製品は、自動車内の湾曲したコックピットの形と一体化したデザインを実現可能とした曲面ディスプレイです。

車載用として必要な信頼性を満たす本製品は、曲面を実現した他、従来のアモルファスシリコンに比べ透過率を向上させることにより、明るい画面※2あるいは低消費電力動作が可能になっています。また、どの角度から見ても高画質で黒表示部分をより黒く沈めた高コントラストの画質※3が得られるIPS-NEOTMディスプレイです。

当社は、これから迎える自動運転時代に向け車内の居住空間に溶け込むディスプレイを提案していきます。

※1インストルメントパネル」とは、ダッシュボードに組み付けられた計器板 のことを指します。計器板は「スピードメーター」「タコメーター」「ウォーニングランプ」などが組み付けられており、通称「メーター類」ともいわれます。


【本製品の概略仕様】
  12.3型 曲面 液晶ディスプレイ概略仕様
液晶モード  IPS
画面サイズ  対角31.24cm(12.3型)
画素数  1,920(横) x RGB x 720(縦)
曲面曲率  R1,500 (凹曲面)
製品外形寸法
(固定用突起部を含まず)
 350.6mm (W) x 140.2mm (H) x 22.3mm (D)
表面輝度※2  1,000cd/m2(Typ.)
コントラスト比(画面中央)※3  1,500:1(Typ.)
カバーガラス表面(製品最表面)  アンチグレア


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