次世代OLED
eLEAP
environment positive
Lithography with maskless deposition
Extreme long life, low power, and high luminance
Any shape Patterning
これまでの常識を覆し未来へ飛躍。
次世代の製造技術が実現したOLEDディスプレイ。
eLEAPは当社の確立した設計、プロセスノウハウを駆使することにより従来のメタルマスクを用いずに製造されたOLEDディスプレイです。OLEDディスプレイの薄型軽量、高コントラスト、高速応答などの特徴を備えつつ、従来のOLEDディスプレイに比べ発光面積の大幅な拡大を可能としました。市場で度々発生する焼付き課題を解決し、その加工精度の高さから
高精細ディスプレイへの適用も期待されています。
01 寿命3倍、輝度2倍。
自由なデザインが可能。
メタルマスク不要のeLEAPならあなたの望む形を実現できます。
従来のOLEDディスプレイに比べ2倍の発光エリアとなる60%以上の開口率を世界で初めて実現。従来と同輝度で使う場合においては3倍の寿命、信頼性を備えます。
または2倍の高輝度で使用した場合にも従来同水準の寿命、信頼性を保つことができます。
02 
従来のOLEDディスプレイ製造工程で使用しているメタルマスクは、再利用のために大量の有機材料を使用し洗浄を行う必要がありますが、eLEAPはメタルマスクを一切使用しません。
第6世代ガラス基板で月産3万枚の生産を想定した場合には、年間15万トンの二酸化炭素排出量を削減でき、これは年間で杉成木1,700万本の吸収量に相当します。
03 全てのカテゴリーで新たな価値を提供。
メタルマスクを製造工程で使用する従来のOLEDディスプレイでは実現困難であった大型化や高精細化もeLEAPであれば実現できます。
すべての製品カテゴリーに付加価値をもたらす、革新的OLEDディスプレイです。
現在、OLEDディスプレイの量産には、ファインメタルマスク(FMM)を用いた有機材料の蒸着方式(以下「従来FMM方式」と いいます。)が広く採用されておりますが、eLEAPはFMMを全く使用せずにマスクレスで有機材料を基板上に蒸着させ、フォトリソ方式でOLED画素を形成したOLEDディスプレイです。
現在、OLEDディスプレイの量産には、従来のFMM方式が広く採用されておりますが、eLEAPはFMMを全く使用せずにマスクレスで有機材料を基板上に蒸着させ、フォトリソ方式でOLED画素を形成したOLEDディスプレイです。eLEAPの発光領域※１は、従来FMM方式によるOLEDと比較して2倍以上となる60%(精細度300ppi相当、当社比)にまで高められ、OLEDディスプレイの弱点であった寿命の飛躍的な向上が可能となりました。また、従来FMM方式においては、メタルマスク使用による制約から困難であった自由形状デザインや800ppiを超える高精細化、ディスプレイサイズの大型化も実現可能となりました。
加えて、従来FMM方式によるOLEDディスプレイ生産では、ガラス基板サイズの大型化は第6世代(約1500mm × 1850mm)までが限界でしたが、eLEAPでは、第8世代(約2200mm × 2500mm)以上の基板ラインでの展開が可能となります。更に、従来FMM方式の問題として、生産時にFMMに付着した有機材料を洗浄するために大量の有機溶剤を必要とすることで材料廃棄ロスが発生しています。eLEAPの製造工程は、FMMを使用しないことにより有機溶剤の使用量が大幅に抑制され、CO2排出量を削減できるグリーンテクノロジーです。
このように、eLEAPは全ての特徴において既存FMM方式によるOLEDディスプレイを凌駕しており、飛躍的な変革をもたらすOLEDディスプレイとして、既に複数の顧客から高い関心と具体的な引き合いを獲得し、今後の需要急拡大が見込まれています。サンプル出荷を開始しており、段階的な出荷数量拡大が見込まれています。また、当社はこの「世界初、世界一」の技術を他社にも提供し、大幅な売上拡大を図るとともに大きな社会貢献を目指してまいります。
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