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ニュースリリース

2017年08月07日

LTPS技術を採用した医療診断用途向け液晶ディスプレイを開発
- 21.3型500万画素モノクロIPS液晶ディスプレイ -


株式会社ジャパンディスプレイ(代表取締役会長 兼 CEO 東入來 信博/以下当社)は、低温ポリシリコンTFT(以下、LTPS)技術を用いた、21.3型500万画素モノクローム液晶ディスプレイを開発いたしました。

医療現場において正確な診断を行うため、医療診断用ディスプレイには高コントラスト・高解像度及び階調表現が豊かであることに加え、長い輝度寿命などが求められます。お客様のこうしたご要求に応えるディスプレイを、当社はこれまでアモルファスシリコンTFT液晶ディスプレイで提供して参りました。このたび当社では、医療用途に合ったディスプレイ性能をさらに向上させるため、LTPSを採用した医療診断用途の液晶ディスプレイを開発いたしました。

医療診断モニターは高い輝度で使用されるため内部で発生する熱により高温になります。一般的な医療用ディスプレイでは冷却のためにファンが装備されており、診断環境で望まれる静音・スリム化への課題を有していました。当社はLTPS技術を採用し透過率を高くすることにより、消費電力を約34%削減し、最終モニター製品の冷却装置簡素化、電源回路小型化に貢献できる仕様としました。
またマンモグラフィー等の医療読影診断ではディスプレイを2枚並べて使用することが多く、診断を行う際のスムーズな視線移動のため、狭額縁構造が望まれていました。本製品は、画面周辺の回路を高密度な配線レイアウトとすることで額縁を約45%削減し、診断者のよりスムーズな視線移動を可能にしました。

本製品のサンプル出荷時期は2017年内を目標とし、量産は2018年中頃を予定しております。
当社ではLTPS技術を用いた医療用液晶ディスプレイのラインアップを順次拡大して参ります。


【本製品の概略仕様】
  本製品
(LTPS)
比較用参考値
(当社アモルファスシリコン製品)
画面サイズ 21.3型
画素数 2048 x 2560 2048 x 2560
精細度 154ppi 154ppi
液晶モード IPS
コントラスト比 1700:1(typ.) 1500:1(typ.)
画面輝度 2000cd/m2
消費電力 36W (2000cd/m2) 54W (2000cd/m2)
額縁(左右) 5.54mm 10mm


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