ニュースリリース:旧日立ディスプレイズ

2011年6月20日

タブレット型携帯端末用IPS液晶モジュールのラインアップ拡充

株式会社日立ディスプレイズ(取締役社長:井本義之/以下、日立ディスプレイズ)は、IPS技術を活用したタブレット型携帯端末(以下、タブレット端末)用液晶モジュールの製品ラインアップを拡充します。今回の拡充により日立ディスプレイズのIPS液晶モジュールのラインアップは、2011年9月までに7型WSVGA、7型XGA、8型WXGA、9型WXGAの4製品となります。今後、日立ディスプレイズはタブレット端末用IPS液晶モジュール事業のさらなる強化を図ります。

タブレット端末市場は、急速な需要拡大が継続しており2012年には9,300万台の出荷が見込まれています(*1) 。タブレット端末に使用されるディスプレイは、利用状況の多様化に合わせ、幅広い視野角、高コントラスト、色調変化の少なさといった特性が求められており、これらの要素を満たすIPS液晶への注目が高まっています。日立ディスプレイズは、今日まで培ってきた高いIPS液晶生産技術を生かし、2010年12月よりタブレット端末用IPS液晶モジュールの量産を開始しました。需要が拡大するタブレット端末の市場ニーズに応え、今回新たにタブレット端末用IPS液晶モジュールのラインアップを拡充しました。

*1: 出典:テクノ・システム・リサーチ

タブレット端末用IPS液晶製品の主な仕様

対角18cm(7型)WSVGA液晶モジュール
表示画素数 1024RGB×600
表示サイズ 154mm×90mm
画素ピッチ 0.05×RGB×0.15mm
色数 16M
色純度 CIE1931NTSC 50%
視野角(CR>150) 160
輝度 400cd/m2
コントラスト比 800:1
対角18cm(7型)XGA液晶モジュール
表示画素数 1024RGB×768
表示サイズ 141mm×106mm
画素ピッチ 0.05×RGB×0.14mm
色数 16M
色純度 CIE1931NTSC 70%
視野角(CR>150) 160
輝度 400cd/m2
コントラスト比 800:1
対角21cm(8型)WXGA液晶モジュール
表示画素数 1280RGB×800
表示サイズ 177mm×110mm
画素ピッチ 0.05×RGB×0.14mm
色数 16M
色純度 CIE1976NTSC 50%
視野角(CR>150) 160
輝度 400cd/m2
コントラスト比 800:1
対角23cm(9型)WXGA液晶モジュール
表示画素数 1200RGB×800
表示サイズ 188mm×125mm
画素ピッチ 0.05×RGB×0.16mm
色数 16M
色純度 CIE1931NTSC 70%
視野角(CR>150) 160
輝度 400cd/m2
コントラスト比 800:1

IPS技術とは

IPS液晶は、TN方式などの通常のTFT液晶とは動作が異なる、In-Plane-Switching(横電界)方式のTFT液晶技術です。株式会社日立製作所が1995年に発表し、1996年に実用化し、その後、Super-IPS、Advanced-Super IPS、IPS-Pro、IPS-Pro-Prollezza(*2) と進化しています。本技術は、液晶分子が横電界によってTFT基板に平行な面で回転するもので、その分子の動きがシンプルなため、視野角や色再現性、中間調での応答速度などに優れた性能をもっています。 日立ディスプレイズでは、高画質化への期待にこたえる技術は「IPS液晶」が最適であると考え、デジタル一眼レフカメラ用や携帯電話用などに展開し、高い評価を受けています。 IPS技術により、見る角度でコントラストや色調が変化するという液晶の視野角問題を、大幅に改善することができ、「斜めから見ても美しい」画像を再現できます。
「IPS」は、日立ディスプレイズの日本における登録商標です。

* IPS-Pro-Prollezzaは、In-Plane Switching-Provectus-Prollezzaの略。Provectusは、ラテン語で「革新」の意味。Prollezzaは、ProgressとBellezza(イタリア語で「美」)を組み合わせた造語。

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