NEW 企業情報

令和8年度 文部科学大臣表彰「科学技術賞(開発部門)」を受賞

0

透明字幕ディスプレイによる双方向字幕可視化技術の開発


当社は、筑波大学との連携のもと開発を進めてきた「透明字幕ディスプレイによる双方向字幕可視化技術の開発」において、令和8年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)を受賞したことをお知らせします。文部科学大臣表彰は、科学技術に関する研究開発や理解増進などで顕著な成果を収めた個人や団体を表彰するものです。特に開発部門は、日本の社会経済、国民生活の発展向上等に寄与し、実際に利活用されている画期的な研究開発若しくは発明を行った方が対象となっております。

今回受賞した技術の開発にあたっては、当社 主管の奥山 健太郎を中心に、当社が有する高い透明性を特長とするディスプレイ技術を基盤として、筑波大学との連携により、両面から字幕を視認できる応用開発を進めてきました。透明ディスプレイを用いて人と人の間に字幕情報を表示し、両面から視認可能とすることで、対面した状態のまま、自然な視線のやり取りや表情の相互確認を保ちながら、会話内容を文字として共有することを可能としています。これにより、ろう者や難聴者のコミュニケーション支援に加え、異なる言語を話す人同士でも、自動翻訳結果を表示することで、相互理解を促進し、円滑な対話を実現しています。

これらの技術は既に社会実装が進んでおり、国内においては、約200か所の自治体施設、約60か所のホテル、約30か所の鉄道駅をはじめ、レンタカー事業者や一部の商業施設など、さまざまな場面で活用されています。また、第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025においても、約100台が活用されました。国内外での累積販売台数は、合計で約3,000台規模となっております。当社はユニバーサルコミュニケーション技術を活用したサステナブルな社会の実現に貢献して参ります。

(受賞者:奥山 健太郎コメント)
本プロジェクトの始動当初より、多方面にわたりご支援・ご助言を賜りました関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
特に、本研究・実証を共同で推進していただきました落合陽一先生をはじめとする筑波大学の関係者の皆さま、また、実証実験の実施にあたり多大なご協力を賜りました日本科学未来館およびつくば市役所の関係者の皆さまに、深く御礼申し上げます。

多くの皆さまのご支援とご協力により、本成果ならびに今回の受賞に至りましたことに、重ねて感謝申し上げます。
 
科学技術賞、若手科学者賞及び研究支援賞の表彰式は、令和8年4月15日(水曜日)文部科学省3階 講堂(東京都千代田区)において執り行われました。

受賞者(左から)
奥山 健太郎(株式会社ジャパンディスプレイ 主管)
落合 陽一(筑波大学 デジタルネイチャー開発研究センター長/筑波大学 図書館情報メディア系 教授/ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 代表取締役会長)
設楽 明寿(筑波技術大学 産業技術学部 研究員)
山本 健太(筑波大学 人間総合科学学術院 人間総合科学研究群 大学院生)
鈴木 一平(筑波大学 人間総合科学学術院 人間総合科学研究群 大学院生)

(関連記事)
令和8年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者の決定等について
AWARD|令和8年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)を受賞
Rælclear (レルクリア)ページ活動事例

※『Rælclear』及びレルクリアは当社の商標です。