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ニュースリリース

2013年05月20日

タッチセンサー機能内蔵Full-HD液晶モジュールを開発


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株式会社ジャパンディスプレイ(社長:大塚周一。以下、当社。)は、2013年5月、スマートフォン向け5.0型フルハイビジョンフォーマット(1080(横)x1920(縦) 画素。以下、Full-HD。) TFT液晶パネルに当社独自のタッチセンサー機能を搭載した液晶モジュール“Pixel Eyes”を開発しました。

当社では昨年10月からFull-HD液晶モジュールの量産を開始しています。また同月、イノベーションビークル※1として5.0型Full-HDの “Pixel Eyes”の試作品を発表しました。この度、タッチセンサー駆動用ICを含めて量産出荷可能なレベルに引き上げた5.0型Full-HD “Pixel Eyes”の開発に成功しました。

スマートフォン向け液晶モジュールには、高精細、広視野角、高画質、低消費電力、薄型といった性能面に加え、需要変動に対応できる高い生産性が求められています。“Pixel Eyes”では、タッチパネル搭載の当社従来製品と比較して、タッチパネル機能を作りこむプロセスが少なく、高い生産性を実現できます。 さらに、当社独自のタッチ駆動方式により、様々な環境下で高いS/N比を実現しています。

なお当社では、HD720(720(横)x1280(縦)画素)液晶モジュールおよびqHD(540(横)x960(縦)画素)液晶モジュールの“Pixel Eyes”をすでに量産しております。

本開発の特徴は次のとおりです。

「“Pixel Eyes”に搭載の技術」
TFT基板上の電極とカラーフィルタ基板上の電極の間の容量変化によりタッチを検出する技術を採用しています。

「当社独自のタッチ駆動方式により、高いS/N 比を実現」
LCDドライバとタッチパネルドライバの間で同期をとるシステム構成にし、信号ノイズの影響を受けずにタッチ検出をする当社独自の駆動方式により、様々な環境下で高いS/N 比を実現しています。パッシブスタイラス入力など多様なユーザインタフェース実現の可能性が期待できます。

「従来製品より10-30%の薄型」
タッチ機能を液晶ディスプレイに内蔵することにより、外付け部品としてのタッチパネルが不要となり、外付けタッチパネル搭載の当社従来製品に対して約30%、タッチセンサー付きカバーレンズ搭載の当社従来製品に対して約10%の薄型化を実現しました。

「クリアな画質と高透過率」
外付け部品としてのタッチパネルが存在しないため、部品界面での光学反射の減少により視認性が向上し、ディスプレイ本来の画質をクリアに表現できます。同じ理由により、モジュール透過率が外付けタッチパネル搭載の当社従来製品に比べて10% 向上し、輝度向上に寄与しています。

「高い生産性」
“Pixel Eyes”では他の方式のようなタッチセンサー専用の多数の製造工程が不要で、1回のセンサーパターン形成工程が追加されるのみであり、高い生産性を有しています。2013年6月稼働予定の第6世代の新ラインにて”Pixel Eyes”製品の生産を予定しております。

本開発品は本年5月21日から23日までカナダVancouver Convention Centerで開かれる「SID(Society for information display)2013」の当社ブースにて展示いたします。

【本製品の概略仕様】
画面サイズ 対角 12.6cm (5.0型)
画素数 (横×縦) 1080 (x RGB) x 1920 (Full-HD)
精細度 445ppi
液晶モード 透過型 IPS
視野角 上下/左右 160度以上(CR>100:1)
外形寸法 63.6㎜(横) x 115.8㎜(縦)
画面輝度 450 cd/m2 (Typ)
NTSC比 71%
コントラスト比 1000:1(Typ)

※12012年10月18日ニュースリリース 「“イノベーションビークル”最先端ディスプレイの開発」参照

およびPixel Eyesは、株式会社ジャパンディスプレイの商標です。

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予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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