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ニュースリリース

2014年07月17日

モバイル製品向けIPS-NEOTMの量産開始
- 低消費電力で、深い黒と自然な発色をあらゆる角度から -


株式会社ジャパンディスプレイ(社長: 大塚周一/以下、当社)は、当社独自の技術開発によって作り上げたモバイル製品向けIPS-NEOTMの量産を7月より開始します。当社は、既に医療をはじめとする産業用途でその高コントラスト、高画質から高い評価を得ているIPS-NEOTMを、その他の用途へも順次拡大していきます。

液晶パネルの製造では、液晶分子の向きを同じ方向に揃える配向プロセスが必要です。一般的な配向プロセスは、配向膜に布を巻き付けたローラーで一定方向にこする、ラビングという方法です(下図)。ラビングでは、ガラス基板上に形成された回路パターンの段差によって配向できなかったり、こする過程で異物が発生したりすることで、製造歩留りに影響を与える場合がありました。IPS-NEOTMは、当社独自の光照射配向プロセスを採用するためこれらの課題が解決でき、コントラスト、視野角特性、製造歩留りが向上します。

近年広がりつつある高解像度フォーマットの製品では、画素サイズが小さくなるため透過率が低くなり、バックライト消費電力が大きくなるという傾向がありました。これに対し、当社の光照射配向プロセスは、従来量産が困難とされていた高透過率液晶材料の使用を可能にし、透過率を10%以上向上させることができるため、消費電力削減に貢献します。

このたび当社茂原工場(千葉県茂原市早野)の第6世代(1,500mm x 1,850mmガラス基板)低温ポリシリコン(LTPS)液晶パネルラインにIPS-NEOTMの量産体制を整えました。今後、他のラインにも順次導入し展開する予定です。


IPSとは: In-Plane-Switching(横電界)方式。TFT基板に平行な面で液晶分子が回転するため、視野角や色再現性、中間調での応答速度などに優れた性能をもつ。

IPS-NEOは株式会社ジャパンディスプレイの商標です。



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