ニュースリリース:旧日立ディスプレイズ

2011年9月27日

アモルファスシリコンTFTを利用した
スマートフォン向け高輝度・高精細IPS液晶ディスプレイを開発

ハイビジョン(HD:720×1280)対応4.5型高輝度IPS液晶ディスプレイを開発

株式会社日立ディスプレイズ(取締役社長:井本義之/以下、日立ディスプレイズ)は、このたび、アモルファスシリコンTFTを利用した高輝度・ハイビジョン(HD:720×1280)対応のTFT IPS液晶ディスプレイをスマートフォン向けに開発しました。これまで、ハイビジョン(HD:720×1280)に対応した小型の高精細TFTは、画素数の増加による駆動ドライバーの対応や液晶パネル面での配線面積の確保の観点からアモルファスシリコンTFTでの生産は困難だった為、低温ポリシリコン(LTPS)TFTが用いられてきました。今回、日立ディスプレイズは、旺盛な需要に対応するため、製造工程の精度向上や液晶駆動技術等の工夫により、アモルファスシリコンTFTを用いたハイビジョン(HD:720×1280)対応の小型高精細液晶ディスプレイを開発しました。

近年のスマートフォンの普及と、ハイビジョン動画や写真画質書籍などの高精細・高品質な携帯端末用コンテンツの増加に伴い、解像度の高い画像をきれいで明るいスマートフォンのディスプレイで見たいというニーズが高まっています。そこで、日立ディスプレイズはこのニーズに応えるため、低温ポリシリコン(LTPS)TFTのスマートフォン向けハイビジョン(HD:720×1280)対応4.5型高精細IPS液晶ディスプレイを2011年2月に開発しました。今回はこれに加え、新たにアモルファスシリコンTFTを用いたハイビジョン(HD:720×1280)対応の小型高精細液晶ディスプレイを開発しました。
この液晶ディスプレイは人間の目で識別できる限界に近い高解像度(329ppi*1)をアモルファスシリコンTFTで実現しており、画素の高開口率化技術と、光をより効率的に利用するバックライト技術により、ディスプレイの高精細化に伴う輝度の低下を防いでいます。

今後、日立ディスプレイズでは、スマートフォン用ディスプレイのラインナップをさらに拡充し、市場のニーズに対応した中小型液晶ディスプレイ製品の開発および販売をしていきます。

なお、今回開発した高輝度・高精細アモルファスシリコンTFT IPS液晶ディスプレイは2011年10月26日から28日までパシフィコ横浜で開催されるFPD International 2011に出展します。

*1: ppi(pixel per inch 1インチあたりの画素数)

今回開発した高輝度・高精細IPS液晶ディスプレイの主な仕様

■対角11cm(4.5型) HD720×1280対応 高精細・高輝度IPS液晶モジュール
アスペクト比 16:9
表示領域 55.51mm×98.69mm
表示画素数 720×RGB×1280
画素ピッチ 0.0257×RGB×0.0771mm
解像度 329ppi
色数 16.77M
色再現性 70%CIE1931NTSC比
視野角(CR>10) 上下左右160°
輝度 500cd/m2
コントラスト比 1000:1

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