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JDIとCyteSi、Electro-Wetting on Dielectric(EWOD)技術を活用した微量バイオ試料処理デバイス向けバックプレーンの開発・製造で合意

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~TFT技術による高精度液滴制御で次世代バイオ処理を革新~

当社は、バイオ・医療分野において、微量の生体試料を電気的作用により自動操作・処理する装置、Biological Processing Unit(以下BPU)を開発する米国のCyteSi, Inc.(以下CyteSi)との間で、当該機器向けバックプレーンの開発・製造に関する覚書(MOU)を締結しましたので、お知らせいたします。

 

  
(提供元:CyteSi)

* EWOD(Electro-Wetting on Dielectric):電圧制御によりデジタルマイクロ流体を実現する代表的な方式・原理のこと
* BPU(Biological Processing Unit):EWOD技術により微量の生物試料の操作・処理を行うデバイス

1.CyteSi製品によるBPU革新と当社にとっての意義
当社の供給するEWOD用バックプレーンはCyteSiの装置と組み合わせて使用されます。CyteSiの開発した革新的なBPUでは電気の力で微小な液体を自在かつ精密に動かし、混合・分離・反応といった一連のバイオ実験をチップ上で実行します。この高度な液滴制御を高精度にかつ安定的に実現するため当社のガラス上への微細加工技術が用いられます。医療分野における創薬や次世代シーケンシング、臨床検査等の幅広い領域で、従来手作業により多くの時間を要していた検証・検査時間の大幅な短縮や効率化、省人化、更には試薬コスト削減への大きな貢献へ期待が寄せられています。

このような技術革新を背景に、本領域はライフサイエンス分野における自動化及びデジタル化の進展とともに成長が期待されており、当社にとって非ディスプレイ事業における新たな収益機会と位置付けています。

2.覚書の概要・量産予定
当社は、CyteSiのBPU開発と当社のEWOD用バックプレーンに関する技術連携を協議し、更なる関係構築・維持を共同で検討していくことを目的に、MOUを締結いたしました。当社からのバックプレーンの量産供給は2026年中を予定しています。
 
このバックプレーンの技術を用いたCyteSi製品は、2026年6月10日(水)から6月12日(金)まで東京ビッグサイトにて開催される、未来社会を創造するセンシングテクノロジー展「Smart Sensing 2026」に出展いたします。
(当社ブース位置:西3ホール A-08)  
URL:https://www.j-display.com/news/release/detail/20260527092452.html 

CyteSiについて
CyteSi, Inc.は2018年に設立され、米国カリフォルニアに本社を置き、BPUの開発を行っています。同社が提供するBPUは、デジタルマイクロ流体技術とAIを活用し、生体実験をデジタル化・自動化します。非常に手間のかかる検証・検査作業をソフトウェアで制御可能な形へと変革し、さらに微細電極を用いた高精度な液滴制御をすることにより実験の高速化と省人化、再現性向上を可能にします。

CyteSiホームページ:https://www.cytesi.com/

お問い合わせ先:https://www.webcoms.jp/jdi/jp/form.php