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ニュースリリース

2016年12月26日

白山工場新ラインにおいて量産を開始
- 世界最大クラスの第6世代LTPS液晶ラインで需要増に対応 -


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株式会社ジャパンディスプレイ(社長:有賀修二/以下、当社)は、12月1日より新設の白山工場(石川県白山市)において、低温ポリシリコン(LTPS)液晶ラインによる量産準備を進めてまいりましたが、12月23日から本格稼働を開始しました。白山工場の生産ラインは、第6世代(1500mm×1850mm)のガラス基板を使用する、LTPS対応の生産ラインです。最新設備を導入することで、ハイエンドのモバイル製品向けの高性能、高品質なディスプレイを生産いたします。

現在、スマートフォン向けを中心に、高付加価値かつ安定供給の可能な当社のLTPS液晶ディスプレイへの需要が大きく高まっています。このため、当社では需要増に対応すべく、新ラインの稼働を決定いたしました。白山工場に導入した生産ラインは第6世代のガラス基板で月25,000シートの投入が可能で、本生産ラインの稼働開始により、当社の液晶パネル生産能力は、全体で約20%拡大することとなります。

また、当ラインは、LTPS最大クラスの第6世代ガラス基板の使用と合わせ、最先端の生産設備を備えています。当ラインに設置された最新の生産設備は、顧客のニーズに合わせ、超高精細、広視野角、狭額縁、低消費電力、タッチセンサー機能内蔵などの先端設計ディスプレイを高い生産効率で製造することが可能です。

新ラインの稼働により、当社はお客様のご要望により一層お応えしていくとともに、モバイル製品のさらなる発展に貢献してまいります。


【新ラインの概況】
・ライン世代: 第6世代(ガラスサイズ 1500mm×1850mm)
・投入能力: 約25,000シート/月(量産開始時)
・従業員数: 約250名(2016年12月現在)
・敷設場所: 石川県白山市竹松町
・敷地面積: 143,000m2
・延床面積: 169,500m2


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