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ニュースリリース

2015年03月30日

2015年02月19日に発表しましたプレスリリースの主な特徴に項目を追加いたしました。

追加内容 : 主な特徴 ③表示解像度は、Android Wear向けに適合しています。

2015年02月19日

超低消費電力メモリーインピクセル反射型カラー液晶標準モジュールの販売開始


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株式会社ジャパンディスプレイ(社長:大塚周一/以下、当社)は、腕時計型ウエアラブルデバイス(スマートウォッチ等)向けに、反射型カラー液晶モジュールを標準ラインアップ化します。この反射型液晶モジュールの消費電力は、一般的な透過型液晶モジュールの消費電力の0.5%以下まで低減※1しています。サンプル出荷を2015年3月から、標準品の販売を7月から開始します。

近年、スマートフォンなどに連携してネットワークに接続できるウエアラブルデバイスが普及期を迎えています。時計、スケジュール管理、メール送受信、ナビゲーション、スポーツや健康管理等新たな用途が広がっている一方、バッテリー持ち時間を伸ばすこと、すなわち消費電力を削減することが、長時間身に着けて使用するウエアラブルデバイスでの重要な課題です。
反射型液晶モジュールでは、透過型液晶モジュールで約8割※1の電力を消費するバックライトが不要になります。更に本製品は、画素ごとに配置したメモリにより、駆動電力が大幅に削減され、バッテリー持ちの改善に大きく寄与します。加えて、明るい屋外光の下での鮮明な表示を実現しており、アウトドアでの使用に強みを発揮します。
当社は、2014年1月から腕時計型ウエアラブルデバイス向けの反射型カラー液晶モジュールの生産、販売してまいりました。今回、新たに標準品をラインアップ化して、最終商品の開発負荷を低減、商品化のスピードアップに貢献することで、より多くのお客様にご使用いただき、ウエアラブルデバイス向けビジネスの拡大を目指しています。更に今後はウエアラブルデバイス向けのみならず、産業系用途向け等にも反射型液晶の標準品ラインアップを拡充し、広範囲なお客様ニーズに対応します。

■主な特長
①画素に内蔵されたメモリ(メモリーインピクセル:MIP)によって表示画像データの保持が可能となり超低消費電力駆動を実現します。
②光学設計を最適化した反射型液晶技術により高画質で、かつ外光下での視認性に優れています。
③表示解像度は、Android Wear※2向けに適合しています。

■本製品の概要
製品 反射型メモリ内蔵カラー液晶モジュール
画面サイズ(画素数) 丸型 3.4cm(1.34型)(320×300)
サンプル出荷時期 2015年3月より順次
製品情報 PDF概略仕様はこちら

■本製品のお問い合わせ先
  購入検討、技術問い合わせはこちら 別ウィンドウ

※1当社調査による

※2AndroidはGoogle社のトレードマーク、Android WearはGoogle社のウエアラブルデバイス向けOSです。


関連ニュースリリース
2012年10月25日 超低消費電力反射型カラーディスプレイを開発
2014年01月09日 超低消費電力メモリーインピクセル反射型液晶モジュールの量産を開始



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